双極性障害と生きる

個人的体験と考えをまとめています。

2016.6.27 当事者を支える人

こんにちは。

気候の変化に体がついていっていませんが、躁なのでなんとか対策ができます。

うつ状態の時期は気候に身をまかせるしかない(ーー;)

 

今日は急に、当事者を支える側の人の話を書きたくなったので、私の個人的な体験に基づく主観を書いておきます。

 

あくまで素人の主観で、何の役にも立ちません。

 

何度か書きましたが、パートナーには交際をする時に、私が双極性障害で、共に生きるなら普通の人生は望めないと伝えました。

 

彼もそれを覚悟してくれて今に至りますが、ここまで大変だとは思わなかったと言われます。

 

前の結婚生活は悲劇的でした。

双極性障害のパートナーに人生を荒らされるという典型的なパターンをやらかし、自己嫌悪のあまり自殺未遂を起こしました。

※前のパートナーとは離婚後、和解しています。

 

当時は双極性障害の自覚が全くなく、人の話を聞かない頑固者でした。

※パーソナリティ障害も重かったです。

 

これは、特筆しておきたいことですが、自分の心の中と、口から出てくる言葉が真逆でした。

 

「大好き」と言いたいのに「大嫌い」と言ってしまい、「助けて」と言いたいのに「殺すぞ」と、言ってしまうのです。

 

これは、相手の表情や行動を観察すれば気付けることですが、そもそも嫌な言葉を言われて良い気はしませんよね。

 

離婚したパートナーはこのことに気付いてくれていたので、私のせいで結末はお互い悲惨でしたが幸せな結婚生活でもありました。

 

…今も、心で感じていることと、口で言ってることが違うことがありますが、訓練してきたので、すぐに本当に言いたかったことに訂正できます。

 

訓練で必ず改善できます。

 

過去の結婚生活のような大失態はやらかしたくありませんし、今のパートナーを振り回したくありません。

 

支える側が辛い状況になるのは、当事者が病識が無かったり、絶対に治したい(寛解、改善させたい)という意思が弱い場合かもしれません。

 

誰かがどうにかしてくれる、…と、当事者の依存が強いうちは何も上手くいきません。

 

私は誰か(特に医者)が治してくれるもので、自分には責任がないと思っていました。笑

治療が上手くいかなければ、全て医者のせいだと考え、何も学ぼうとしませんでした。

 

ただ、当時通院していた病院はあまりにも不親切だったと今は思います。

 

今の主治医は自力で改善する方法も教えてくださいます。

※それでも医師の処方やアドバイスだけでは改善しないので、更に学ぶ(別の治療を受ける)必要があります。

難治に陥ってる場合は特に。

 

 

今のパートナーは、私が真剣に寛解を目指していることや、良くなっていくことを信じてくれています。

 

信じてもらえると、なぜか、それにこたえたくなるんですよね。

心配されるより、疑われるより、過干渉されるより、力になります。

 

 

過去の結婚生活では、躁状態になると不倫、散財は当たり前でした。

近所で暴れたり、車で当て逃げ事件を起こしたり、親族は悲惨だったでしょう。

※他人事のような書き方をしてすみませんm(_ _)m

うまく書けなくて。

 

それでも、結婚した相手だからどうにか守らないといけなかったパートナーや親族の苦悩を思うと、今でも辛いです。

私には彼らの本当の辛さを知ることはできません。

生きていることが申し訳なくなりますが、生きているからこそ、寛解を目指し、当事者や当事者を支える人達の力になりたいという目標もあります。

 

パートナーの友達の彼女が、過去の私に似ているということで、どう接したら良いかアドバイスを求められたことがあります。

 

本気で支える覚悟が無いなら、別れた方が良いと伝えたと思います。

ただ、辛抱強く愛すると必ず良くなるというのも伝えました。

 

私も、前のパートナーや今のパートナーとの関係の中で、自覚を持ち、必ず改善させると決め、自分自身の幸せを求める力を強くしてきました。

 

支えてくれる人に対する感謝や、思いやりを持てるようになったのも離婚後です。遅かったけど、遅くても、どんなに酷い状態だった人間でも変わるのです。

※このことも、離婚したパートナーに伝えました。

あなたの存在のおかげで人として立ち直れた、と伝えたかったのです。

 

 

と、色々書きましたが、こんな単純な問題ではないし、もっともっと複雑で根深い問題もあるし、十人十色でこの話は参考にならないでしょう。

 

自分自身の幸せを心の底から願うことは自分にとっても支えてくれる人達のためにも、大切に思います。

私は今でも苦手です(;^_^A