病気に見えない苦しみ
精神疾患は目に見えません。
だからこそ、周囲の無理解に苦しんでる人も多いでしょう。
私も悔しい思いをしてきました。
最近は躁の時しか人と接触しません。
鬱の時の私を知ってる人はごくわずかです。
ですので、余計、本当に病気なのか不思議がられます。
友達は、私が年に何度も引きこもっても気にせず、そんなものだと思って対応してくれています。
真冬はほとんどうつなので、冬眠と言っています。
今でも「気合いで治るんじゃないの?」と、言われたりもします。
悪気は無いし、私を理解したくて投げかけてくれた言葉だと分かっていても、苦しみを感じてしまいます。
気合いで治るかどうかは何度も何度も試しました。
自分が現実から逃げているだけじゃないかとか、散々悩み苦しんできました。
今でも躁転すると、怠けていたんじゃないかと思ってしまう時もあります。
どれだけ時間をかけて精神を鍛えても、肉体的な精神疾患という問題だけは消えない。
※メンタルトレーニングなども受けてきました。
元気に見えるのに、継続的に働かない理由、障害年金や手帳を必要とする理由、外からは決して見えません。
365日、普通に働いて、普通に習い事をして、普通に生活したい。
長期的な責任を負える人になってみたい。
叶うかもしれないけど、叶わないかもしれない。
先が見えません。
最近は、精神疾患を理解してくれる人の割合が多くなってきたのは感じています。
私の出会いの運が良くなったのか、社会の理解度が高まってきたのかは分かりません。
精神疾患の方が健康になったら、ものすごいパワーや可能性があると常々思います。
様々な苦しみを抱えて、毎日一生懸命生きているのですから。
過去に躁の時にセミナーに行ったり、色んな人と会ったおかげで、病院へ行く以外の改善方法もたくさん見てきています。
※私は病識を持たずに行動しまくっていたので、一度にたくさんのことを初めてしまったり、長期契約をしてしまったり、失敗もしました。
何かを始めるときは、自分の症状をよく理解して気をつけてください。
精神疾患を得たメカニズムも人によって違いますので、今まで興味の無かったことに改善のヒントがあるかもしれません。
少しでも生きやすくなって欲しいです。
そして、精神疾患の人のために頑張りたいという人もたくさん見てきています。
諦めるのはまだ早い。